こんにちは。SHIMA.コンディショニングルームの島大樹です。
私は健康診断を毎年受けているのですが、いつもは6月頃に受けていたのが、申し込みが遅れた関係で大幅に予定がずれてしまい、今回は11月に受けに行きました。今回の健康診断を受けるにあたり、私が心がけたことは「特別な事をせずいつも通りに生活すること。」でした。なので、健康診断があるからといって食事量をコントロールしたり、いつも以上に運動量を増やしたりはしませんでした。
むしろ、最近は仕事の都合もあり時間的な余裕があまりなかったので、ほぼ毎日のようにやっていたジョギングは、週1~2回程度で月間走行距離は50km未満というのが数ヶ月続いていました。
そんな生活を送っていたので、今回の健康診断がどのような結果になるのか、ある意味楽しみにしていました。結果は心電図でB判定だった以外は、すべてA判定でした。
心電図の結果は毎年B判定なんだけど
私は、安静時心拍数が45拍くらいしかないので、いわゆる「除脈」です。この除脈の関係で、心電図は毎年B判定になっています。以前、念のため循環器科で精密検査をしてもらったことがあるのですが、医師からは「全く異常はないですよ。むしろ強い心臓をしています。いわゆるスポーツ心臓ですね。」と言われました。なので、心臓もA判定みたいなものです。
よくマラソン選手は心拍数が少ないと言われていますが、これは日頃のトレーニングの積み重ねによって心肺機能が強化され、心臓が一回拍動する時の血流量が増大することで、1分間あたりの脈拍数が少なくなり、「スポーツ心臓」と呼ばれる状態になります。
私は特別長距離が速いわけではなく、どちらかというと短距離のほうが得意なのですが、学生時代にサッカーをしていたのが関係しているのか、中学生の頃から脈拍数は50拍を下回っていました。なので、学生時代の健康診断の時も医師からは「スポーツ心臓だね。」と言われていました。
ほぼ毎日やっているスロージョギング
心電図の判定以外は全てA判定だったのですが、冒頭にも書きましたように健康診断だからと言って特別何かをした訳ではありません。私は日頃からジョギングと筋トレを行うのが習慣になっていて、外でのジョギングはあまりできていなくても、仕事の合間には室内で出来るスロージョギングは毎日のようにやっています。
私はいつも3mの距離を1分間で10往復するスロージョギングターンを行っています。3mの距離を1分間で10往復すると時速5kmになり、運動強度で言えば6Metsに相当する運動量になります。ちなみに安静時が1Metsなので、6Metsとは安静時の6倍の運動強度ということになります。これを1日でトータル30分くらいは行っています。トータルなので、30分連続ではなく、1分やったり、3分やったりといった感じで細切れに行っています。
スロージョギングでは、1分間の歩数が180歩以上を推奨しているので、30分間スロージョギングを行った場合は、歩数では5400歩になります。生活動作での歩数もあるので、私は毎日8000歩から10000歩くらいの歩数になっています。12月以降は、生活リズムの見直しに成功して、朝6時からのジョギングを火・木・土の週3回の頻度で行えるようになりました。距離としては6〜8kmを走っています。朝にジョギングをした日は一日の歩数は15000歩を優に超えているので、運動量としてはかなり確保できていると思います。
筋トレは週2〜3回の頻度で
私は、筋トレは週2〜3回の頻度でやっていて、月・水・金の隔日で行うのが基本パターンです。筋トレの内容は、SHIMA.コンディショニングルームにあるラックを使ったフリーウェイトと、自重トレーニングを織り交ぜて行っています。フリーウェイトでは、ベンチプレス、スクワット、デッドリフトといったビッグ3を中心に、その時の状況に応じて種目を選定して行っています。自重トレーニングでは、その時の気分や実施可能な時間によって、フリーウェイトでは刺激しきれない細かい筋肉にアプローチするようにしています。
週2〜3回といっても、実際はパーソナルトレーニングに来られるお客様にデモンストレーションをしたり、ちょっとしたスキマ時間があれば何らかのトレーニングを行ったりしているので、毎日何らかの筋トレを行っているのが現状です。
ここまで書くともうお分かりと思いますが、私の場合は、日頃からよく体を動かしているので、健康診断があるからと言って特別に運動量を増やす必要がないんですよね。
私の食生活について
では、私の食生活はどのようになっているのかというと、食事制限とかは全く行っていません。毎食それなりの量を食べますし、間食することもあります。かと言って、好き放題食べているわけではなく、体重と体脂肪が増えるメカニズムを知っているので、摂取エネルギーが消費エネルギーを大幅に上回るような食事はしていません。特に糖質や脂質は、食べ過ぎないように気をつけています。
飲み物に関しては、水かお茶、ブラックコーヒーしか飲まないので、糖質のたっぷり入ったジュースを飲むことはほとんどありません。お酒は家で飲むことはほとんどなく、飲み会のときに飲むくらいです。12月には忘年会もいくつかありましたが、忘年会の会場が少し遠くて車で会場まで行ったり、忘年会のあとに仕事をしないといけなかったり、といった関係でお酒を飲むことなく終わりました。
「忘年会でお酒を飲まないなんてつまらないヤツだな。」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、お酒を飲んでいる人と変わらないくらい場を盛り上げているので、「決してつまらないヤツではない。」ということは、声を大にして言っておきます(笑)
ちなみに、今回のお正月休みは5日間お休みをいただいたのですが、大晦日に缶ビールを1本飲んだだけでした。こんなにお酒を飲まなかったお正月は初めてだと思います。年々、お酒は私にはそれほど必要としない存在となっています。
ちょっと話しがずれてしまいましたが、とにかく食事に関しては食べ過ぎないように気をつけてるだけで、制限するようなことはありません。食事制限をしなくても、食べた分だけしっかり消費できる環境にしていれば、体重や体脂肪が増えることはなく、健康診断の結果も良好になる。今回の健康診断の結果をみて、ジョギングと筋トレを習慣的に行っていれば、健康づくりに大いに役立つということを再認識できました。
健康診断の結果は生活習慣の履歴書
今回の健康診断では、心電図以外の全ての項目でA判定だったわけですが、これは凄いことではないと思っています。受験シーズン真っ只中の受験生が、一流大学への合格基準A判定を貰えるのとは違うのです。健康診断のA判定というのは「特に問題ありませんよ。」と言われているだけで、要するに「普通」ということです。
健康診断の結果は、日頃どのような生活を送っているのか確認することのできる、履歴書のようなものだと思います。健康診断の前に一時的に生活習慣を改めても、全ての項目でA判定を貰えるのはとても難しいです。そもそも、健康というのは一時的な結果で喜んでいても、なんの意味もありません。日頃から適度な運動を行い、消費に見合った食事内容を心がけ、生活習慣全般を健康的なライフスタイルに整えることが、本当の意味での健康な体を維持していくために大切なことだと思います。
私は職業柄、自分が健康でなければ信頼度や説得力に影響が出てしまうので、これからも見た目だけでなく中身も健康な状態を維持できるように、日々の生活を送ろうと思います。